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第14話 象の鼻
タイトルだけ見ると何のことか分かりませんが、ここ2-3ヶ月の間に、私のキャリアコンサルテーションを受けた人はピンと来ると思います。元々は弊社で面談時にお茶をお出しする時に使っている紙コップの絵柄に可愛い象が描かれています。いろいろとご説明するために、たとえ話でのお話にこのコップの象の話をしたところから来ています。

キャンディデイトの皆さんは転職が初めての人から回数をこなしている人まで、押しなべてご自身のことや将来のことを明確に理解している人は少ないです。
明確にご自身の事を良く理解していないと転職に失敗しますよ!という例えに、以下のこんな例え話をキャンディデイトにします。
キャンディデイトの多くは、ご自身の頭の中で、なんとなく自分は象の鼻に成りたいのかな?といったぼやーとしたイメージを持ちながら日々現実の仕事をしています。また、ぼちぼち転職しても良い頃かな?なんて思い始めると益々この傾向は強くなります。
そんな頃、象の尻尾の話と左後足と右前足の転職話が入ってきて、その中から自分に一番近い案件はどれかと言った選択を始めます。尻尾は違うよな!後足と前足ならやはり前足だろ言うな!といった感じです。

元々自分のなりたいのは象の鼻であるといった明確な頭の整理が出来ていませんので、キャンディデイトは頂いたオポチュニティに対して、自らが歩み寄りどれが自分のぼやーとした希望に近いかといった上記のような選択に終始します。もし、これで辞める日が決まっていたり、実際に期日が迫っていたりするともう確実に間違います。
何故なら焦りを感じて、あばたもえくぼですべてに見誤ってしまうからです。
そこで、右足をやりたいといって入社しても元々目標ははっきりしていませんので、ご本人は1年ぐらいは一生懸命やりますが、少しずつ慣れてくると、「なんか違う!こんなはずではなかった!」といった思いが頭に浮かび、それが頭の中でおおきくなっていき、結局次の転職を考え始めるハメになります。こんな感じで、短期間で転職を繰り返している人が多いです。
ご本人は決してご自身は短期で職を変えたいと思って転職しているわけではないのですが、結果はそのとおりになっています。何をやりたいのか、何になりたいのかといった明確な目的やビジョンがないからです。それでなくとも転職には色々な条件(カモフラージュ)が伴ってきます。
年収の多さ、会社の知名度、ポジション、等々、心をゆすぶられる諸条件はたくさんあります。しかし、条件が良いと言うことはその裏には何かありますので、ご自身の希望やケミストリーに合わないことも潜んでいるかもしれません。
ご自身の一番やりたいことをはずして行なった転職はよりどころがありませんので、ちょっとした嫌な事やネガティブな事で支えを失っていますのですぐに転んでしまします。

あなたの象の鼻はなんですか?良く考えてください。
ファウンダー&パートナー 竹氏 彰
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