キャリアップを目指す方へ、面接方法 レジュメ 業務経歴書 履歴書の書き方など、
コラム形式で転職情報をアドバイスします

会社理念 サービス 専門分野 コンサルタント 転職相談 皆様の声 転職アドバイス アクセス
HOME
転職
アドバイス
[コラム]
時系列INDEX
目的別INDEX
ホーム個人情報保護についてご利用にあたってお問い合わせ用語集サイトマップ
転職アドバイス
第63話 眼力(めちから)
世の中は未曾有の不況です。世の中のごく一部のビジネスを除いて大変な苦境に追いやられています。採用する会社数や採用ポジションが少なく、逆に、早期退職やリストラでキャンディデイトは市場にあふれています。キャンディデイトは藁をも掴む気持ちが強く、限られたポジションに殺到するといった現象が起きています。そのため、通常の時期よりもハードルが一段も二段も高くなっており、書類選考であれ、面接であれ中々通過できない人が増えています。そのため、いくつかエントリーしても、書類選考や一次面接、かなり順調に行っても最終面接で落ちてしまうという例が多くなっているように思います。

こんな状況が数ヶ月も続くとキャンディデイトは少しずつ自信をなくしてくるようです。
自分なりに判断して、可能性があると思ったポジションにアプライしても、書類選考で落ちたり面接で落ちたりを繰り返せば、どんな人でも少しずつ自信をなくしてきます。そして、それが姿勢や顔色に出てきて、私のキャンディデイトの中にも、久しぶりにお会いしてびっくりするケースもあります。それは見るからに元気がなく眼が死んでいて、とても採用する側にとっては採用できるようなキャンディデイトではないと一見して判断してしまいます。元々はこんな感じではなかったという印象でしたが、やはり現在のおかれている立場がそうしてしまうのでしょうか?

ここで考えていただきたいのですが、仮に面接に行くことになった場合、覇気がなく眼が死んでいるような人が選ばれるでしょうか?ということです。それまでの転職活動がどうであれ、面接していただく会社の面接官はそのキャンディデイトに会うのが初めてです。 あなたの職務経歴書を見て採用可能性を感じ、期待感を持ってお会いするのを楽しみにしておられます。ところが実際に会って、その打ちひしがれた風貌・暗めの表情・ネガティブな発言・元気のなさなどを目の当たりにすると、NGになるのは自明の理だと思います。やはり、職務経歴書を見て会って見たいと思われたのですから、ご自身のやってきたことに自信を持って、面接官は理解しやすいようにテキパキと発言し、その中に成功期待感を相手に伝える必要があります。そのためには、面接の態度や眼が今までのあなたの実績を物語っているというような何かを感じさせなければいけません。

そうは言っても、現実はなかなか厳しく、いつ良い案件にめぐり会えるかは楽観できない状況ではありますが、ここで私からひとつの提案があります。今の時期は誰でも苦しいのですから、色々とあるネガティブな部分ばかりフォーカスして自信を喪失したり、「俺はダメだ!」とか、「もういい仕事に就けないのでは?」などと考えている暇があるなら、現状を客観的に分析理解し、ポジティブに考えるようにしてはどうでしょう。そのために、まずは体を鍛えるのが一番だと思います。「健全な精神は健全な肉体に宿る。」昔の人は本当に良いことを言っています。
水泳が好きな人は水泳を、ジョギングが好きな人はジョギングを、ゴルフでもサッカーでもよいと思います。思いっきり体を動かせば、気持ちの良い汗をかきます。筋肉もつき、体が元気になります。それにつれて、心も少しずつ生き生きとしてきます。

ネガティブな志向ではなく、ポジティブに何事も考えていくと心はとても元気になります。
心が元気になれば眼にも力がついてきます。体を鍛えることで、冬でも胸を張って元気に面接に行くことができます。声も大きく張りがでてきて、それなりの眼力を発揮して、堂々とご自身のキャリアを面接官にぶつけることが出来ます。これらを実行することで、今までとはかなり結果が違ってくると思います。もちろん、しっかりと棚卸をしてご自身の売りのポイントを面接官に明確に理解していただくのは当たり前ですが、現在のような状況下(誰もが気落ちしている時)では、スポーツで汗を流し、肌が生き生きして声も大きく、眼力のある元気な人は、それだけで頼もしく見えるのではないでしょうか。

眼は口ほどにものを言います。ちょっとした心がけですが、それによってあなたの人生は大きく変わるのではないでしょうか。今日から始めてみてください。
ファウンダー&パートナー 竹氏 彰
転職アドバイスTOP
このサイトを友人に紹介する>>
Copyright (c)2003-2011 Aidwiz All right reserved.